加藤 芳平
Yoshihei Katou
美濃焼 1975-
伝統工芸士
美しさと使いやすさで日常の食卓を彩る器を制作しています。独自調合の釉薬による「透明感のある赤」を始めとした、青、黄、緑、紫の優しい色合いは、従来の美濃焼には見られない新たな表現となっています。また、自作の「鉄筆」により彫り描く、繊細かつダイナミックな絵柄に色釉薬を重ねることで、立体感のある絵画のように描写しています。全体の色合いを優しくまとめることで華やかながら派手にはならず、どんな料理を盛っても器が主張しすぎることなく、絶妙に食卓に色を添えます。毎日の食卓で使ってほしいという思いを込めて、手作りならではの柔らかなフォルムから、軽さ、サイズ、持ち心地、高台作り、重なり等の細部にも配慮しております。伝統工芸士が挑む新しい美濃焼をお楽しみください。