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川連漆器
Kawatsura lacquerware
川連漆器について

鎌倉幕府が開かれ、源頼朝の家人で稲庭城主となった小野寺重道の弟が、農閑期の内職として家臣に命じて武具に漆を塗らせたのが川連漆器の始まり。江戸時代の後期になると、椀や重箱など、生活用品の生産が盛んになっていった。


低温でゆっくりと燻しながら乾燥させて、丈夫で歪みが生じにくい木地を作り、地塗りと中塗りを数回ずつ繰り返し、最後は漆を研ぎ出さずに塗ったままで仕上げる「花塗り」が川面漆器の特徴。塗りが厚く刷毛目を残さない高度な技術により、漆本来の艶やかさを生み出している。


現在は、椀をはじめとるす食器類を数多く生産しており、堅牢性と手頃な価格で普段使いしやすい工芸品として評価されている。

1976年伝統的工芸品指定
川連漆器 製作者